「はだしのゲン」ロシア語版の母!〜浅妻南海江さん独占インタビューパート2〜
お待たせしました!インタビューの続きに入る前に、少しだけ
そもそものプロジェクト・ゲンの歴史に 触れておきましょう。
<プロジェクト・ゲン>の沿革
<プロジェクト・ゲン>は漫画「はだしのゲン」を各国語に翻訳すべく1976年、東京に創設されたボランティア団体である。英語、フランス語、ドイツ語、エスペラント語、インドネシア語、ノルウェイ語、スウェーデン語訳がある。英語版以外はいずれも第一巻のみ出版。英語版は第四巻までで、米国内で販売されている。以後<プロジェクト・ゲン>は解散し、活動は中止された。
●1994年
モスクワに留学していた田邊美奈子が戦後50年を期に
ロシア語版「はだしのゲン」を出版すべく 新たにモスクワで
ロシア人学生と<プロジェクト・ゲンロシア班>を創設。
●1995年
第一巻をモスクワの「今日の日本」社より出版。
時を同じくして金沢でも翻訳をはじめていた館農ユーリヤ、
浅妻南海江が中沢啓治さんの紹介で2巻から
<プロジェクト・ゲンロシア班>に合流。
●1997年
第2巻をモスクワで出版。事務局を金沢におく。
●1998年
第3巻をモスクワで出版。
●1999年
第4巻を日本で出版。「はだしのゲン」翻訳・出版グループ<プロジェクト・ゲン>と改名、
翻訳に加えて、4巻以降、版下作成までをコンピューター処理で行っている。英語版の翻訳を始める。
●2000年
第5巻、第7巻出版
●2001年
第6巻、第8巻、第9巻、第10巻出版。
6月に金沢で出版記念パーティを開催。無論の事、中沢さんによる
講演も。題目は「はだしのゲンとわたし」
来年は 英語版全10巻の出版を予定。
▼浅妻さん自身、はだしのゲンの中で、気に入ってる、または大好きな、 シーンやエピソード登場人物などありましたら教えて下さい。
私の好きな部分は2巻のゲンが食べ物を得るために農家の庭先で死んだ進二との楽しかった日々を思い出しながら壺坂霊験記をうなるところです。
なきながら入力しました。また中沢さんにとってお母様はたいへん大切な存在だったのでしょう。ゲンのお母さんの顔のなんとやさしいきれいなこと・・・

▼ロシアの各地域の施設や、チェルノブイリ博物館に送付されると聞きました。
その他、今後の展開、活動など、ありましたらおしえてください。
まだ本格的には販売しておりませんが6月16日のロシア語版の完成記念パーティ以来、ロシア.モスクワの劇団やイルクーツクの学校、図書館、クラスノヤルスクの日本文化センター、ウクライナのチェルノブイリ移住基金、ウクライナの学校、カザフのセミ
パラチンスクの障害児施設等に届けております。
これは平和を願う人達が「ゲン」をロシア語圏に送ろうという運動をして下さっており、お買い上げ頂いたものをさまざまな施設に届けています。勿論個人の方からも「ロシアの友人に送りたい」とのご依頼もあります。後半月ほどで本格的に販売しようと思っています。
部数は少ないですが、いずれモスクワで再度出版、販売するつもりでおります。
作った限りは広めること,これがこれからの課題です。
(また、ロシアの友好団体を通じて北方四島の子供たちにも毎年100部ずつ届けられているそうです)
▼また失礼になるかもしれませんが、10巻で、ゲンが乗った機関車が登場するシーンがありますが、その機関車の形式番号がD51 xxxxxのはずが、B51xxxxxになっていましたが…なにか、意図的なものなんでしょうか
これは単なる間違いです。
▼最後に、ゲンファンのみなさんにメッセージをください。
また今後の英語版などなにか情報がありましたら、
よろしくお願いします。
英語版は目下作成中です。翻訳者は7人、アメリカ人の方に翻訳のチェックをお願いするつもりです。
来年中には出版したいと思っています。
「ゲン」ファンの皆様には英語版,ロシア語版を世界中の子供達に
届けることができるようお力を貸してください。
「ゲン」は全10巻そろってはじめて平和の大切さ,核の恐ろしさ、悲惨さを訴えていることが分かります。ちなみにロシア語圏にはマンガ文化はありません。たいへん珍しがられています。
反核の草の根運動は国際政治の駆け引きの前には無力で、人々の熱い思いをもってしても何も変えることができないのではないか、と思うこともありましたが、一昨年、ヒロシマの原水爆禁止世界大会に出席してやはり、語ること、伝えること、そして行動すること、更には各国の人達と連帯することがどれほど力強く、大切なことかを改めて感じています。
▼インタビュー御協力ありがとうございました。
〜「はだしのゲン」ロシア語版の購入方法について〜

第1巻1800円
第2・3巻各1700円
第4・5巻各1600円
第6巻以降各1500円
1セット(全10巻)15000円です。
●注文方法●
あなたのお名前、御住所、御希望の巻、部数を明記の上、下記の番号まで ファックスするか、もしくは直接、電話で注文する形となります。支払い方法は郵便振替のみです。
・すべての品代と送料の合計金額の振込先
郵便振替口座番号00790−0−50167
加入者名浅妻南海江
・すべてのお問い合わせは…
〒921-8112石川県金沢市長坂3丁目10−20
浅妻方プロジェクト・ゲンロシア班
tel/fax076−242−6559
(またプロジェクト・ゲンロシア班では、随時寄付を募っております)